2006年02月27日

SA05のフロントサスペンション(妄)

お断り
このエントリは、ケィさんの掲示板アルヌーは二枚目さんに触発されたエントリです。ですから、両方のエントリをごらんになって下さい。
尚、このエントリは妄想に基づくものです。

上記の場所で話題に上がった部分
●ツインキールと呼ばれているパートは、ほぼ根本から分解可能な造りになっている(⇒接合断面は斜めだ!)
●ツインキールと呼ばれているパートは、構造的にサスペンションアーム取付端としては機能していない(⇒取付強度の欠落)
●ツインキールと呼ばれているパートは、構造体(コンストラクション)としては機能していない(⇒全撤去も可能)
●ツインキールと呼ばれているパートは、空力セクションであると云う他はない
●ロッド,サスペンション,フロントサイド,ロアアームは、左右一体の1本もので構成されている(⇒スタビライザとして機能)
●ロッド,サスペンション,フロントサイド,ロアアームは、ハンガープレート状のもので位置決めされている(⇒ハンギングマウント)
●車体が沈み込むような動きをしたときには、ハンガープレート状のパーツには圧縮の力が働くはずだが、その造りは華奢だ

以下、続きます。続きを読む
posted by ビートニク at 00:29| Comment(14) | TrackBack(1) | オリジナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

HRD中本修平氏 講演会 (その5)

※講演会が終わって、ロビーで雑談です

S中本.jpg

人垣をかき分けて前に進んでいくと…
「V8エンジンは……聞こえない(:_;)」
サンマリノの件は、FIAにはめられた。ウチは政治力がないから。」

「今年は,スタート時点で空力の開発レベルの設定が間違っていた。」
「BARがどうこうではなく,ウチのスタッフも一緒にやっていますから,ホンダが…(続きが思い出せません(^^;)」
…今のホンダの一番弱いところが空力だという気持ちが感じられる発言。かなりの部分で,既にチームの中心を担っているようだ。既に、BAR:ホンダという色分けは,中本さんの中には無いのかも知れない。


僕とのやり取りは、下の二つだけです(:_;)

現場レポート、何時も楽しみにしています。
「現場レポートは、実は僕が書いてるんじゃない。勿論チェックはしていて、僕の言いたいことは入ってる。」
…それってバラして良いのか?(^^;と思いつつ、レポートを書く時間があれば、車を速くするために使いたいよね。

亜久里のチームは12月1日に承認と噂されているけど?
「12月1日?もう少し掛かるんじゃないかな?えっと、申請して4週間だから…そうか、その頃かも知れませんね。」

※講演会ではなくて、酒でも飲みながらじっくり話をしてみたい、そう思いました。
又,琢磨の熱い走りと,中本さんの熱い気持ちが重なっているように見え,
中本さんが「プライベートでは深い付き合い」と言っているのが判る気がしました。

この写真は、レポートの暴露話をしながら。
2shotmask.jpg

TRT
posted by ビートニク at 16:25| Comment(28) | TrackBack(3) | オリジナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月20日

HRD中本修平氏 講演会(その4)

講演は終わり、質疑です(あらかじめ、参加申し込みの段階で、質問を募っていました)

○どうしたらF1ドライバーになれるか?
本当にF1ドライバーになりたいんだったら、人に訊いたりするな。
人に訊いている間は無理だと思った方が良い!
…心で快哉を叫んだのは僕だけじゃない、と思う(^.^)

○ホンダは車以外にも活動しているが、他の分野からの影響は?
ロボット開発からはコンピューター技術。
飛行機からはカーボンファイバーの新しい技術等。
一般にF1の技術が量産車に活かされると言われることがあるけれど、実際は逆で、量産車の技術や考え方がF1に活かされることの方が多い。
3リッターで900馬力を超える馬力も、要はお金のかけ方の違い。

○組織の違い
軍隊に近いと思って貰ったらいい。時間がないから出来ないとか、それは通用しない。
馬鹿野郎と思われても、やらせる。レースは待ってくれない。

○バトンと琢磨
バトンの契約について、誤解が広がっているようなので。
バトンが来年、ウィリアムズへ移籍するだろうという前提でバリチェロと契約。
その後にバトンがウィリアムズと交渉して、自らが契約を買い取った。
その過程でホンダは関与していない
バトンがフリーになって、バトンと琢磨、どちらを選ぶか、と言う状況になった時、現状でより速いバトンを選んだ。組織の人間として。
個人的には琢磨とは非常に深い付き合いがあって、応援している。
組織の人間として判断したとき、琢磨には一発の速さがあるが、レース中の速さはまだ足りない。
レースの後半でタイヤがどうの、マシンがどうのと言うことがあるが、それは自分がセットアップした結果でしょ?と言い聞かせることがある。
 彼は一発の速さにこだわるところがあって、一発の速さとロングランの速さは別の要素なので、レースを見越した組み立てをして欲しい。
今年、彼の調子が良いとチームが駄目だったり、上手く行っていると彼がぶつけて、ミスをしたりとなかなか上手く行かなかったが、まだ速くなると思う。

○亜久里の新チームに関して
もうすぐ007シャーシとV8のハイブリッドマシンでテストを開始するけれど、彼らがそれで参戦できれば一番簡単なんだけれど、それは出来ない。(亜久里チームは、オリジナルシャーシで行くという事ですね!)
正式に認められれば、エンジンはHRDから供給します。エンジン供給の他にも、彼らに出来ないこと・ウチがやった方が良いことは協力する!と言うことで調整中。(調整じゃなく、本当は作業中でしょ?)

○トヨタは意識するか?
ホンダとトヨタのF1の違いは、彼らはスポンサー的というか、例えばエンジンの開発責任者は元フェラーリの人だったり、トヨタはF1の経験者を雇い入れていて、日本人スタッフは技術系は10数人しか居ないが、ホンダは、例えばこの間までフィットの設計をやっていたような、普通の社員が大勢関わっているところが大きく違う。
意識は勿論している。トヨタは日本一の会社で、何処を比べてもホンダより上。
我々が勝っているのは、モータースポーツの歴史ぐらいだから、モータースポーツでは絶対に勝ちたいと思っている。

※その他にも、
F1第2期の撤退理由と、今季参戦の理由は?…サラリーマンだから知らない。教えて欲しいくらい。
日本は年間どれくらい滞在するのか?
英語はどうやって習得したか?
これからどんな人材が必要か?等の質問が。

英語:学生の頃は、赤点ギリギリで苦手だった。海外赴任が決まった時点で専任の英語講師が付くんだそうですが、その講師に「貴方ほど英語の出来ない人は初めてだ。だけれど、貴方ほど意志を伝えられる人も知らない」と言われたそう。彼らしさが判るエピソード。
人材に関して:必ずしも、学校の成績の良かった人ではなく、我々は最先端でやっているので、答えの用意されていないことをやっている。最低限のレベルの学力は必要だけれど、困難にぶつかった時に「どうしましょうか?」なんて聞きに来ない人。
又、風洞のスペシャリストならすぐにでも欲しい。…空力は、本当に苦労しているようです(^^;

END.jpg

TRT
posted by ビートニク at 17:30| Comment(10) | TrackBack(2) | オリジナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

HRD中本修平氏 講演会(その3)

<ホンダスピリットの話の前に空力開発にも触れられていたのを忘れていました。>
下の写真はコンピュータに拠る空力解析の一つ。CFDに依る圧力分布の解析の一こま。
(CFD…コンピューターによる、流体解析とでも言えば良いのでしょうか。風洞で解析できないことを処理したり、CFDで作った物を風洞で確認したり、今や欠かせない要素※これは、僕なりの理解です)
※追記です。(後で思い出しました(^_^;)
 一流チームで風洞を一つしか持っていないのはホンダだけだ。来年の秋に二つめが完成するが,空力をもっと力を入れる,と言った趣旨のことも。
CFD.jpg

さて、話は佳境へと続きます。

ホンダスピリットの話に続いて、今年の総括です。
マネージメント:ホンダ100%となったことで、イギリスのBARと日本の栃木研究所の開発目標を一元化していくマネージメントが取れるようになった。
エンジン:来年からV8・2.4Lに大幅に変わる。今年はかなりトップに近いパワーが出せていたが、信頼性に関しては未だ不十分だったので、その辺も改良したい。
シャーシ:BARとのコラボレーションの中で、彼らの経験+HGT(本田技研栃木)の技術でやっていきたい。
ミッション:トランスミッションは今、ホンダが100%開発している。
これをより一層力を入れてやっていきたい。
これらを頑張ることで、参戦以来まだ勝てていないけれど、来年こそ勝ちたい。
2005総括.jpg

話は質疑へと続いていきます。

TRT
TRT
posted by ビートニク at 10:11| Comment(10) | TrackBack(1) | オリジナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

HRD中本修平氏 講演会(その2)

講演は続きます。
彼は立場他,講演などは余り経験がなかったようです。
F1のエンジン制作のビデオを流した後は,車体関発へと続きます。
運動性能.jpg
一般的な市販車とF1マシンの運動性能の比較。鈴鹿サーキットを舞台に重力加速度の違いで比較した場合,S2000でも1Gを越える事は無いそうですが,F1マシンでは4.5G!琢磨で例えると,その瞬間は琢磨に小錦が乗っかるぐらいの重さだそうです!…言葉では4.5Gとは聞いていましたが,小錦と聞くと流石に(^_^;
頭だけでも,小学6年生ぐらいが乗ったような負担だそうです。
ブレーキングでも,一般車では急ブレーキでも1Gを越えないそうですが,F1ではアクセルを戻すだけで2G!だそうです。
ビークルダイナミクスs.jpg
サーキットのデータを元に,サーキットを走るのと同じ負担を車体に掛けることが出来ます。今や,F1の殆どのチームはサーキット以外でもこうやって車体をテストすることが出来るそうです。
(これらがサーキットでのテスト制限があまり効果をもたらさないと言われる根拠になっています。)
その中でも,多くは「7ポストリグ」で7方向のテストが普通の所,ホンダはオリジナルの「29ポストリグ」だそうです。他・下・左・右・前・後で6方向,7ポストだと,斜め方向の角度が不足するのは判るけど,それにしても29ポストとは!
スピリット.jpg
ホンダスピリットは健在のようです。「挑戦するからには,優勝を目指す!」「2位は負け。負けた者の中で,上になっただけに過ぎない」「難しいとか,困難は言い訳にならない。出来ないことを証明しない限りは,やると言ったらやり抜く」「挑戦した上での失敗はOK。失敗の中には,掛け替えのない経験が残っている。何もしないのが一番許されない」…語り口は優しいけれど,激しい情熱が感じられる発言が続きます。
この人本当に技術者ですか(?_?)
こんな人がいる間は,ホンダは大丈夫。それを実感した瞬間でもあります(^。^)

改めてホンダが好きになったぞ TRT
TRT
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posted by ビートニク at 07:34| Comment(8) | TrackBack(0) | オリジナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月19日

H・R・D 中本修平氏 講演会

本日,ハワイでHRDの中本修平氏の講演会がありました。
場所柄のためか,大変熱い講演会でした。
講演会場前のフロアには,BARホンダの展示用車両が!
よく見ると,今年のカラーリングですが,車体そのものは去年のでもないし,不明です(^_^;
展ヲ正面.jpg展ヲヤ 後ろ.jpg
動画撮影は禁止でしたが,写真撮影そのものは大丈夫みたいでした。
中本さんの登場です。雰囲気は,ムーミンパパ?
開始.jpg
講演会の流れは,こんな感じでした。
目次.jpg
「ルーベンスによると,フェラーリのエンジンは925馬力,ホンダは,詳しいことは言えないけれど,それを上回っていて,トップレベルのパワーを発揮しています」話し方の雰囲気から,およそ950〜60psかな?
パワー推移.jpg

中本さんと同じく,熱い気持ちはTRT
TRT
posted by ビートニク at 23:25| Comment(6) | TrackBack(2) | オリジナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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