2008年05月23日

ホンダ 年央社長記者会見 追記アリ□

今更、書くべきか否か迷ったのだけれど…

ホンダの福井社長が21日に行った「2008年 年央社長記者会見
この記者会見の中で、琢磨について厳しい味方を示したと一部メディアで取り沙汰され、部分的に波紋を呼んでいる様だ。
 
この記者会見は、今後3年の企業の方向性を発表する物であり、琢磨についてのコメントは会社の発表ではない。
わざわざその様な発表をするはずが無い。

記者の質問に答えたコメントに過ぎないと思うのだが、この言葉は単に現状のドライバーラインナップを肯定しただけの物で、それ以上でも以下でもないはずだ。
バリチェロと比べて云々と言う下りは真にその通りで、対バトンとの成績比較で見て、琢磨の方がバリチェロより良かったのはファンなら忘れないはずだ。
彼の立場で琢磨の採用について問われれば、ああ応えざるを得ないだろう。
でなければ、今のラインナップを決めた責任を問う事になるからだ。社長の発言としてそれは相応しくないだろう。

琢磨ファンとしては嫌な物だが、こんな事に一々反応していたら、琢磨ファンは勤まらないだろう。
思えば、デビュー当時から色々言われてきたのだ。

ルノーのテストドライブの件にしても、以前のエントリで触れた通り、誰がどのような思惑で流した物なのか、精査が必要だ。
ホンダとの線を断ち切りたい誰かが流した物かも知れないし、市場にあると言う事をアピールしたいだけの物かも知れない。
また、琢磨とは全く無関係にルノーのドライバーに対する意志を確かめたいだけだったり、今のドライバーにプレッシャーを掛けたい誰かが流しただけなのかも知れない。
まぁ、遡ればBAR時代から言っていた事だけれど、琢磨には“ヘルメット一つでチームを渡り歩く”ドライバーであって欲しい。
小賢しい政治的発言など吹き飛ばして、闘えるドライバーであり続けて欲しいのだ。


何だか言葉を端折りすぎたようです。
ニュアンスがちゃんと伝わっているか心配になってきたので、追記です。

福井社長が記者の質問に答えただけとは言え、公式の場での発言だけに慎重にならざるを得ない。
彼が現在のHONDAドライバーに不満を表明したとすれば、それはHRF1だけじゃなくてホンダの担当執行役員の進退にまで発展してしまう。
HRF1(ニック・フライ)だけの影響ならば僕は喜べるけれど…

それに、ホンダの伝統として途中の困難や失敗は問題にしない風土があったはずだ。
失敗を乗り越えてこそ得る物があるはずで、チャレンジする姿勢が大事にされてきた…

それに加え、社長の立場でF1活動に口や手を出したのは、空冷エンジンまでだったはず。本田宗一郎も自分の感覚が時代遅れだと知ると、若手に全てを任せ、気掛かり・想いがあっても見て見ぬふり…そうすることで人材も育ってきたはず。
それに答える社員もそれなりの人材だったわけだが、兎に角任せた以上は途中で失敗したとしても責任は問わない。その代わり、チャレンジ精神を以て挑み続け、結果を残す事が重要視されてきた…それこそがホンダスピリットではなかったのか?

これをHONDA=HRF1に当てはめれば、ニック・フライが失言をしたとしても、任せた以上は…となる。
ホンダの社長であっても、担当執行役員であっても、HRF1の責任者に任せた以上は結果が出るまで口出ししない…そうでなければ、ホンダとしての軸足がふらついていることになる。
これは、福井社長や担当執行役員の個人的な想いがどうであるかは別問題で、どうしようもない事だと思うのだ。

ただし、ニック・フライの立場がどうなのかは知らない。具体的な契約期間があればその時?或いはシーズンが終了した時?具体的に何時なのかは知らないが、区切りまでは口を出さないのがホンダだと思う。
気になるのは…ニックは優秀なビジネスマンだそうだから、HRF1の株式を保有しているとか、期間が来ても何らかの武器を持っている可能性がありそうなのだ。
posted by ビートニク at 19:00| Comment(12) | TrackBack(0) | F1など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
つまり…

日本人だからって理由で琢磨を乗せるのではなく、本当に勝てるチームにする為に必要であれば、琢磨を迎える。ってことかな?

それとも、このニュアンスの話すらデマってことかな〜?


オイラも踊っている一人なのでなんとも言えませんが…
Posted by カンジ at 2008年05月23日 22:06
カンジさん、コメントを有り難うございました
公式な記者会見での発言ですから、まず第1に組織擁護の立場での発言と考えた方が良いと思います
仮に…来年琢磨が乗れば、勝ちを狙うラインナップだと平気で言いますよ!

内部でどんなやり取りがされているかは別でしょうし、福井社長の立場で現場に口を挟む事は無いと思うんです。
Posted by ビートニク at 2008年05月23日 22:52
確かにそうかもです。

いやはや、いったいどうなる事やら!
できれば琢磨にはもっと良い環境のチームでドライブして欲しいものですね。

なにやらバトンゲート再びの兆しが…
Posted by カンジ at 2008年05月23日 23:08
カンジさん、どうもです

>もっと良い環境のチームで

ですね!
少なくとも蝿のいる間は!
…ホンダ、HONDAに戻るとしても、他所で十分に暴れてからでOKでしょう。
Posted by ビートニク at 2008年05月23日 23:15
ホンダ福井社長のコメントは、年央会見のなかで琢磨のことにふれた部分だけ抜き出したものであり、そのことだけとってみてどうだとはいえないとは思います。福井社長は、SAF1と琢磨の今回の件について会見したわけではない。話の流れの中でみるべきなんでしょう、会見の全体を見てみたいとは思います。そうは思うのですが、しかし、納得のいかないものはあります。この発言の部分は経過報告なのでしょうか?バリチェロがポイント取れていないという部分を除けば、2005年のバリチェロ獲得と琢磨放出に関するホンダ側の説明みたいなもので、あのあとバリチェロのノーポイントという事実がありながらも、ホンダは何も考えは変わっていないということなのでしょうか?ホンダの社長として、今までやってきたことをここで否定するわけにはいかないとしても、もう少し言い方があったんじゃないでしょうか。あれなら触れないほうがよかったかも。将来に対して希望を抱かせる何かが欲しかったと思います。会見の他の部分にはあったかもしれませんがね。
Posted by anno at 2008年05月24日 04:06
annoさん、コメントを有り難うございます

携帯からは見えないかも知れませんが、記事に記者会見の動画のリンクを張っているんです。
記者会見の論旨が4つに構成されているわけですが、琢磨はおろか、モータースポーツに関する物はないんです。

なので、記事に書いた通り、記者の質問に答えてのコメントではないか?と書いたんですが、違うんでしょうか?
少なくとも、敢えて記者会見に入れたモノじゃないはずです。
メディアの伝え方の問題かと思うんです。
Posted by ビートニク at 2008年05月24日 06:04
annoです。ビートニクさんのいわれることはわかります。会見は3カ年計画に関することで、琢磨に関するものではないですよね。質疑応答ででてきた琢磨に関する部分だけがトゥチュウで報道された。かたよった報道といわれればそれまでですが、記事を書いた記者にしても、その部分に衝撃を受けたから、そのような記事を書いたと思うのですよ。質疑の部分での話ということは明確に示す必要はあったとは思いますが、彼がそのように思っているというのは事実なのでしょうから。立場上、他にいいようがなかったのかもしれませんが。失礼しました。
Posted by anno at 2008年05月24日 08:05
annoさん、どうもです

質問に出たから答えた

…で、本文やコメントに書いた通りの読みに繋がるんですが…

彼の立場からすると、傘下の組織を否定は出来ないと思いますから、組織擁護の発言をしたまでだと思うんです。
個人的な感想は別でしょう。
Posted by ビートニク at 2008年05月24日 08:53
間違い無く奴は強か(したたか)だからぁ・・・
それ相当の技研の株主(顧客)だとσ(・_・)は思うよぉ〜^^;w。。。

そこら変も絡んで、簡単には首には出来んのだろねぇ^^w。。。
Posted by 天使な悪魔。。。 at 2008年05月26日 02:22
天使な悪魔。。。さん、コメントどうもです

ですねぇ…あやつは、その辺りは用意周到な気がしますねぇ(>_<)
Posted by ビートニク at 2008年05月27日 05:27
フラビオは、その昔、右京にシートを与えようとしたことからも判るように、日本人に対する偏見はありません(イギリス人の蠅にはその臭いがプンプンしますが…)。

ドイツから琢磨が走れると善いですね…ゴーンにお願いしましょう。
Posted by さだちん at 2008年05月27日 12:10
さだちん さん、コメントを有り難うございました

ルノーの話は嬉しいんですが、信憑性は高くないと思っているんです。
無い、とは言えませんし、言いたくも無いんですが…
ちゃんとしたチームで走って貰いたいですね
Posted by ビートニク at 2008年05月28日 21:28
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