2007年07月05日

RA107何処が変わった?

何だか時間が無くて、書きかけです…
本来は形になってから上げるべきですが、そのまま旬を逃しそうなので(^^;
…なので、追記する可能性があります。未完成エントリです。
 
今シーズン初頭から、否、シーズンが始まる前から不調続きのRA107。
過去にも幾つかのエントリを上げたけれど、大幅改造後、何処が変わったのかは判りづらい。
空力パーツなどは「フランスGP マシン型録」をご覧下さい。
色んな憶測が飛び交った原因記事がこれ。
"現在のマシンよりもホイールベースを若干短くし、アクスルの退後角を現在の13°から、昨年まで使用していたマシン同様の9°に戻したものといわれ、前後バランスを適正化し、ブレーキ時のスタビリティを向上させようとしている。"(F1キンダーガーテン

 下図の<噂1>の通り、アクスル(ドライブシャフト)の後退角を直角に近付ければタイヤは前進し、ホイールベースは短縮される。
が、以前にも触れた通り、気流を乱すタイヤはボディから遠ざけたい物。
単に荷重移動を少なくするためではなくて現代F1の最重要要素とも言われる空力にとってタイヤは厄介な存在。
アクスルの角度を変えてまでボディから遠ざけた物を、近付けるのは本意ではないだろう。
で、最初「来年になるだろう」、と妄想するに至ったわけだが、下図の(妄)のようにギヤボックを延長してまでの改良に至ったらしい。これ程の改造は普通、シーズン半ばにすることではない。外観からは判り難いが、これがどれだけ重要な意味を持つ改良なのかが判る。
RA107リアサス
※図は角度を適当に描いています。13→9度ではなく、単なるイメージです。

今までにも断片的に書いてきたが、今シーズンのブリヂストンタイヤは構造は柔らかめだと思う。…何処での発言だったか定かでは無いけれど、「ブリヂストンタイヤは良く動く」とニック・ハイドフェルドがコメントしていたのを目にした記憶がある。
なので、ブレーキング・コーナリングなどの荷重変化で形状が変わる。
タイヤで形状が変化する部分は路面に触れている部分。つまり、空力の3割を占め、空気抵抗も少ないので最も美味しい部分と言われるフロアに近い部分なのだ。それが空力に与える影響は大きいだろう。(フロアで3割というのは大まかで、ウイングセット…例えば高速コースではより大きな割合だろう。と言うか、"3割"も過去の割合かも知れない)
 その事に加え、タイヤの性能を発揮する、とはタイヤの接地面を最適に保つ、にも言い換えが可能だ。
例えば、マシンがコーナーでタイヤにどう影響を与えるかと言えば、外側タイヤの更に外側に荷重が集まる。タイヤが路面に触れている部分の形状が直線で楕円形の場合、コーナーでは外側が荷重によって潰れる。ので、外側が広がり、内側は荷重が少なくなるので狭くなる。台形か三角形の接地面となるはず。この場合、外側はグリップが高くなるけれど、タイヤ総体としてのグリップが高いかと言えば必ずしもそうとは言えない。潰れている側のゴムは通常の摩耗が進むし、荷重の少ない側はささくれ摩耗が発生するだろう。発熱分布も均一ではなくなるので、ロングランでのタイヤのライフに影響がないはずがない。なので、理想はコーナーでも直線と同じようにタイヤが均等に路面と接してくれることだろう。
…これらはイメージが大切な部分で、文字だけでは伝えきれないのだけれど…時間があれば書き直します…



過去の関連エントリ
RA107その後
変身中のRA107
RA107をもう一度(妄)する
RA107の不振について(妄)


ラベル:HONDA RA107 RA107B
posted by ビートニク at 22:42| Comment(4) | TrackBack(0) | F1など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何が変わったって、耳成ホウイチになってますね。
(爆)


空力部門の強化なら、ヘッドハンティングするよりも、
GTから引っ張って来た方が面白いかもしれませんね。
(笑)

Posted by ジムカニアン at 2007年07月08日 00:24
ジムカニアンさん、おはようございます
>耳成ホウイチ
なるほど!
それが一番の変化かも知れませんね(^.^)
オイラも空力も社内でやった方が良いと思います。ギヤボックスやエンジンだけじゃなくてね!
Posted by ビートニク at 2007年07月08日 09:22
 お久しぶりです。
 お元気いらっしゃいますか?

 一足早く決勝を見ましたが、RA107の進歩は着実に行われていますネ(^^

 GTのNSXやF3の空力の開発は童夢に委託しています。ホンダの空力開発の実績は多くはないので、一からやるとなると相当時間がかかるでしょうし、風洞がザウバーのものと同じなので(最近知りました)、BMWからのエンジニアのリクルーティングは、現時点ではベストな選択と思います。
 完全なオールホンダのマシンもぜひ見たいですが、それまでにいろいろとレギュレーションが変わってしまいそうですね(^^;
Posted by mar at 2007年07月08日 22:58
marさん、お久しぶり&こんばんは
気持を言えば、HONDAにはホンダ社員(国籍は関係ないです)に頑張って貰いたいんですよ。余分に時間がかかってもね。
2011年からの大幅な規則改定は大きなリミットになりますけど。


BMWザウバーからのリクルートはUターンですね。
後、風洞が同じでは無いと思います。ファン径も出力もBMWザウバーの方が大きいです。
BMWザウバーは今でも最新鋭の設備ですよ。
Posted by ビートニク at 2007年07月09日 20:08
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