2007年01月24日

カスタマーシャーシ問題の行方(追記有り□

19日に開かれたチーム代表者会議で、Super Aguri F1 Teamとトロ・ロッソが抱えているカスタマーシャーシ問題について話し合われた模様。
記事:autosport.comF1-LIVE.com
 会議では妥協案がバーニーから提案されたようだが、それも合意に至らなかったようだ。なので結局、昨年から何も変わってはいない
※何も変わっていないというのは、FIAの対外的な立場のことです。詳しくは追記の方へ…ごちゃごちゃしたエントリになってしまいました。
 
 トロ・ロッソはレッドブルのRB3と同じシャーシ、Super Aguri F1 TeamはHONDAのRA-106の改良バージョンと言われている。しかも、そのシャーシ製作はHRDではなく、栃木研究所が関わっていると言われる。
その後、Super Aguri F1 Teamはオリジナルなシャーシだと発言したりもしているが、全くのオリジナルであるならば、以前のエントリでも触れたことだが、“ほぼRA-106”をオフのテストで使う意味がない。テストの暫定車両は、技術的に関連が深い、または既にSA07を内包していると言って良いだろう。
 トロ・ロッソの場合は、レッドブルテクノロジー(だったか?)という組織がレッドブルとトロ・ロッソへシャーシを供給することで、他チームの著作権を侵害しないと言う理屈。
 トロ・ロッソもSuper Aguri F1 Teamも、多少の違いはあるけれど、第3者を経ることで著作権の問題をクリアできているとしているのだ。
 そっくりなマシンがグリッドに並んだことも、過去にはあった(確かベネトンリジェ)。あの時も他チームから抗議があったと思うが、FIAは別のマシンとして判断を下した。かなり無理のある理屈だったが、あの時と同じコンコルド協定に基づいて運営されているので、多少でも違いがあれば「オリジナル」マシンとして通りそうな気もする。
 通りそうな気はするのだけれど、それがスポーツとして納得できるのかはまた別の話なのだ…僕としては、周囲の懸念を払拭するぐらいのデザインの違いを期待したい。以前にも書いたが、F1はコンストラクター選手権でもあるのだ。
 思えば、RA-106は完璧なマシンではない。 空力パッケージは勿論、ホイールベースもフェラーリに習って多少延長した方が、今年のタイヤには相性が良いだろう。
 ベースはRA-106であってもオリジナルなマシン!…今さらデザインを云々する時期ではないのだけど、そうであって欲しい。

冒頭の話からふと思ったのだけど…
FIAとGPMAの妥協が成立した時点で対立軸がメーカー対プライベーターに移った。で、その捻れがスパイカーを苦境に立たせているのではないか?ウィリアムズも似たような立場なので、スパイカーを支援しようとしている…
FIAの中にメーカー系で組織するグループが設立されたりと、既にF1の主役はプライベーターの物ではないのだ。モズレーもバーニーも、以前はプライベーターを保護するという考えを全面に出していたが、いつの間にかそれは消えてしまった。結局、交渉の果てにFIAは名を取り、GPMAは実を取っただけではなく、メーカーの存在無くしては最早F1が成り立たないと言うことを実感したのだろう。

●ポイントやらを与えないバーニーの妥協案は最低だ。否決されて良かった。
●スチュアードは、レースウイーク毎に正しくレースが行われることを監視するので、レースウイーク前に動くことは有り得ない。

autosport.comの記事はいつものようにinfoseek翻訳です。

オズ対決のための顧客自動車の行セット

ジョナサンノーブルによって 2007年1月24日水曜日、10:11 GMT

フォーミュラワンの顧客車列は、ますます解決を見つけることに関する関係するチームの継続した怠慢の後、オーストラリアグランプリで対決に向かって進んでいそうに見えます、 autosport.comは学びました。

両方の団体が今シーズン顧客車を走らせることを望むことが明らかにされたあと、SuperアグリとScuderia Toro Rossoの間の緊張と彼らの対抗するチームのいくつかは数週間煮えていました。

状況を分解するとわかられている妥協取引の希望がありました、しかし、源は公式抗議または法的措置さえ現在ますます確実に見えるまで、摩擦が2つのチームと彼らのライバルの何人かの間で成長していることを明らかにしました。

スパイカーがそうした、状況で彼らの不幸を述べる際に公開する唯一のチームでとてもはるかにす、チームボスフランクウィリアムズが今は、彼らが彼らの計画を推し進めるならば、彼が仲裁へ行くとSuperアグリとトロロッソに警告したと思われます。

その脅しは先週のチーム校長のミーティングでなされました、そこで、それは妥協解決を見つけることが簡単にしそうでないことは明らかになりました。

Superアグリとトロロッソは、彼らが今年の彼らの計画で間違った何もしていないと主張します。トロロッソが類似したバージョンをRB3まで追い詰める間、ホンダRacingの発展バージョンを走らせる素晴らしいアグリ計画はRA106です。

顧客車が非合法化されるけれども、両方のチームは彼らのシャシーが設計されていて、独立会社と対抗するチーム以外によって製造されているので、彼らが彼らの計画で規則の範囲内でいると考えています。

フォーミュラワンの最高権威者バーニーEcclestoneは不幸なチームと宥和するためにいくつかの解決を提供しようとしました、しかし、何もここまで受け入れられませんでした。

彼らが彼らの計画を推し進めるならば、Superアグリもトロロッソも点を得点するか、テレビ権利金をかせぐことは許されないことが示唆されました、しかし、関係する2つのチームはそれを拒絶しました。

議論された他の可能性は、F1のテレビ権利金を全11のチーム(現在のフォーマットの下のトップ10よりむしろ)またはウィリアムズ(彼らの所得を共同出資していて、それを割っているスパイカー、トロロッソとSuperアグリ)で分配することを含みます。

妥協解決案が見つからないならば、問題がオーストラリアのグランプリを開けている季節で頭に達することはありそうです。そのとき、ウィリアムズまたはスパイカーがSuperアグリとトロロッソ車の合法性に疑問を呈するようにすることができたかもしれないです。

彼らはFIAに抗議することができて、彼らが強くそれについて思うならば、裁判所に行くことさえできます。彼らがシーズン前のテストにおいてたとえどんな車 を望んでも、2つのチームは走ることができます、そして、彼らがメルボルンでscrutineeringするために紹介されるとき、理事会は車の合法性に 正式の結論を下すだけである。

関連エントリ
繰り返される疑問報道
なぜシャシー設計の問題はF1に重要なのか
F O M A C ? 設立
SA07の外部開発部隊?


posted by ビートニク at 21:43| Comment(12) | TrackBack(4) | F1など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 テスト車両見たいに全く同じじゃ不味いだろけど
知的所有権の話は、FIA規約の範囲ですからなぁ〜^^;ww。。。

 ローラのウイングは、フェラーリにもマクラーレンにも付けられるしね^^ww。。。

 スカイパーの僻みですわねぇ〜(*≧m≦*)ププッ♪。。。
Posted by 天使な悪魔。。。 at 2007年01月24日 21:51
天使な悪魔。。。さん、こんばんは
>ローラのウイングは、フェラーリにもマクラーレンにも付けられる

そうなんですよね。
しかも、何時の時代も成功したマシンの後追いをしてきましたから、似てしまうことは良くあることなんですよね。
…でも、「オリジナルマシン」を見たいとも思うんですよね。
Posted by ビートニク at 2007年01月24日 22:33
私的にはSA07とRA106は全くの別物だと言う亜久里さんの言葉を信じたいのですが、そりゃあ重箱の隅をつつけば、同じ構造の部分も多少はあると思います。どちらもホンダの技術が投入されてる訳ですし…。(今は全く違うチーム同士でもありえるでしょうが…。)
でも、それも第三者を介する事で合法となる前例を踏襲すれば、問題は無いわけですよね?例えほとんど同じマシンでさえも…。まぁこの事が良いのかと言われると、私もビートニクさんと同じ考えなのですが…。

なんだか問題が一人歩きを始めた感じがしないでも無いですが、新車を見る前から違法だと騒ぐチームの本当の狙いは、結局カスタマーシャーシ問題以外のところにあるのでしょうね…。そんな気がします。
Posted by 考える葦 at 2007年01月24日 23:19
考える葦さん、こんばんは
「別物」が、何を持ってそう言わしめているのか、同一性を主張する側も同じなんですけど、検証が必要です。が、SA07が発表もされない内に騒いでも無意味ですね。
この問題は、象徴的になってしまいそうですね。本来は具象的である筈なんですけど。
Posted by ビートニク at 2007年01月24日 23:45
こんにちは。

イライラしてしょうがないんですが・・・

結局私の本音は、こんな事になるより、プレストンさんの力量が見たかった・・・ですよね〜(笑!)
Posted by デヴィッド at 2007年01月25日 09:04
デヴィッドさん、こんにちは
オーデットの存在が政治力を発揮していると思ったんですけど、それは対FIAに限られるのかも知れませんね。
やっぱり、オリジナルマシンが見たいですよね。
Posted by ビートニク at 2007年01月25日 12:07
こんにちは!
ここまで来るともはや開幕前に結論は出ないでしょうから…(笑)
色んな意味合いで心配しながらも開幕を待つ以外手だてはないでしょうね。
しっかし、明らかにこの情報をリークしているのはスパイカーだと思いますが…(笑)
ホントにビートニクさんがおっしゃる通り、今後はFIA vs プライベーターの構図になりそうです。
Posted by カンジ at 2007年01月25日 14:49
カンジさん、こんばんは
スパイカーの存在は、それはそれで応援したくなります。なので、一連の出来事は残念です。
FIAの規制の掛け方が…前にも書いたけど、資金や設備の制限とか、そう言う方向の方がフェアな気がします。
Posted by ビートニク at 2007年01月25日 17:44
ビートニクさん、クラッシュテストについて新たな情報が詳しくはF1通信さんで見て頂ければわかります。

リヤがなんかダメだと言ってましたが、どうやら10項目中9項目は合格してるみたいですよ。なんでまた近々やると思われるので2月下旬まで延びるって話は憶測で実際はもう少し早く走らせる事は出来ると思いますよ。

まぁ少しホッと出来たかな?いやいや実際合格できるまでは!!最後にコピペですみません。
Posted by たかちゃんまん at 2007年01月25日 19:02
たかちゃんまん さん、こんばんは
RSSリーダーで読んでいました。
でも、メディアの報道も何処まで本当なのか…一歩引いて見つめた方が良いのかも知れません。

これが本当で、10のテスト項目の一つだけが不合格だとしても、デザインに影響する部分かも知れませんし、簡単かも…何処がどんな風に駄目だったのかが判らないと。
Posted by ビートニク at 2007年01月25日 19:22
ネットサーフィンしていたら、こんな見解をしている方がいました。
「クラッシュテストの内容は解っていたはずだし、ファクトリーで事前テストも出来たはず。ましてやRA106を元にしているのならば、そもそもクラッシュテストに落ちるのこと自体考えられない・・・『SA07はRA106とは別物なんだよ』と示すために、『ワザと』落ちるようにしてテストに持って行ったのかもしれない。」って。
なるほど、これは『逆転の発想』ってやつですけど、そんな手SAF1・亜久里さんが使うかな?といささか疑問ではありますね。
Posted by HIRO at 2007年01月25日 20:53
HIROさん、こんばんは
昨年よりクラッシュテストの基準が厳しくなっているんで、RA-106のコピーのままではテストは通りません。
けど、どれだけ丈夫にすれば良いかは計算できる筈なんです。経験が浅いチームとは言え、鍵になる人はエキスパートだと思いますから。
 ただ、昨年のレースでフロアが剥がれたような、製造上のミスがあるかも知れません。
製造現場で経験の浅い人がいたりするのかも知れません。でも、栃研で造っているという噂もありますよね。
Posted by ビートニク at 2007年01月25日 21:17
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