2007年01月06日

F1 今日の小ネタ

簡単なようで、案外深そう。そんな話題をネタにしてみました。
(妄)注意です(^^;
 

トロ・ロッソ
ベルガーは今シーズンを闘うドライバーがなかなか決まらない理由について
「われわれはただ、他に解決しなければならないことがあったんだ」
F1-LIVE.com
と述べているが、“解決しなければならないこと”とは一体何だろうか?
レッドブルテクノロジーという会社を設けることによってレッドブルRB3と共同開発という手段をとりそうなシャーシSTR2?
 否、違うだろう。シャーシ問題はチーム設立当初から課題としてあったはずだ。ミナルディの設備は活かされていないようだし、端っから08年のシャーシ購入が前提として設立されたチームだ。昨シーズン直前に共同オーナーとなったベルガーの存在が、レッドブルとの関係を暗に示していると思えて仕方がないのだ。
 鍵はチームの財政ではないのだろうか?
このチームのマシンは、他のどのチームよりスポンサーの露出が少ない(本家?レッドブルはストレートに大きなRED BULLのロゴがある)。
 本来レッドブルオーナーのマテシッツ(?)は、ミナルディを買収する必要は無かった筈。二つ目のチームを所有する資金は、レッドブルのレベルアップに注ぎ込むのが普通の感覚だと思う。購入に踏み切った背景には、当事のFIAとGPMAの対立構造があったと思う。GPMAと同調しないまでも、独自にFIAに対して批判的な行動を取っていたストッダートのチームを彼らの側に引き入れる事で多数派工作に利用する側面があったように思う。それによって08年からの新コンコルド協定を発効させ、コンストラクター主体のF1運営からの脱却を謀ったのだ。レース屋あがりのオーナーではない彼にとって、コンストラクターであることの意義はさほど重要ではないだろう。ビジネスツールとして、または、ビジネスで成功した象徴であれば良いのだから。
 どの時点でベルガーに共同オーナーの打診があったのかは不明だが、「買収成立・チーム承認後」と言う条件でオーナーになったのは想像に難くない。
マテシッツが一つのチームで満足しているという前提に立てば、目的を果たした後、このチームに対する支出を少なくしたいだろう。
 なので、初年度はともかくとして、徐々に経済的自立をしなければならない。従って、レッドブル系列のドライバーとスポンサー持ち込みのドライバーのどちらを重視するのか、バランスをどう取るのか、それが今のトロ・ロッソの置かれている状況だと思うのだ。

カーティケヤン
が金曜走行に抱負を述べている。(F1-Live.Com
 が、実際のところ彼にどれだけのチャンスがあるのだろう?
 ウィリアムズは今年、低迷する状況からの脱出を本気で願っているはずだ。
少なくとも08年にはトップ争いに復帰することを考えていると思う。
 ドライバーラインナップを見ても、今年は重要な準備の年となるはずだ。チームの財政は潤っているという昨年の報道があっても尚、契約金の安そうなヴルツ&ニコをラインナップするのを見ると、基盤の再構築を考えているとしか思えない。
(ヴルツが全く駄目なドライバーだとは思っていないので、誤解無きよう)
 エンジンの最高回転数が19,000回転に制限される今シーズンは、エンジンパワーでぶっちぎるなんていう芸当は不可能だから、シャーシ・足回り・空力がより重要になるのは間違いない。
 金曜走行枠がテストデイとして設定されたからと言って、彼の出番が増えるとは思えない。テスト(相変わらず紳士協定らしい)は昨年以上の制限があるようなので、レギュラードライバーには無い「何か」が無いとテストドライバーの出番は少なくなると考えた方が良いだろう。少しのテストも無駄に出来ないのだ。
 テストでのカーティケヤンの評判があまり話題にならない事を考えると、これから始まるテストの結果次第では、寧ろ中島一貴の出番の方が増える可能性すらあるわけだ。…それは言い過ぎだろうか?

BMWザウバー
がヨーロッパでも最速のコンピューターの導入をしたらしい。(F1-RACING.jp
 CFDに依って風洞の代わりを果たそうと言うわけだ。
BMWの元のパートナー、ウィリアムズがCFDに偏った開発をして失敗した経験が活かされるだろうとは思うが、元々現在の風洞が高性能だから思い切った方針が出せるのだ。
 前の「改革案」エントリで触れた、資本が真にチームの武器となっているのだ。
 トップチームはその内、シミュレーターであらゆる走行状態を再現して、全面的なテスト禁止となっても高性能なマシンを開発し続けるだろう。
 マシンだけでなくドライバーの個性すらシミュレートして、FIAが主催して仮想レースを実施、レースそのものが不要になるのかも!!…面白くないぞ!


posted by ビートニク at 11:48| Comment(10) | TrackBack(0) | F1など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
ベルガーさんも大変なんでしょうね〜
金持ちのお膝元で仕事はしてるんだけど、思うように事が運ばないって感じで・・・でもシャーシ問題で、問題が大問題になったらSAF1共々大丈夫なんでしょうか?大丈夫って、どっちも言ってるけど?
どんどん規制がしかれて、F1が変に変わっていってしまう気がして心配です。
テストドライバーの件も、席はあるけど出番が無い人って、たぶん出てくる感じですね〜中嶋じゃ〜無い事を祈ります。
Posted by デヴィッド at 2007年01月06日 12:42
デヴィッドさん、こんにちは
共同オーナーになってからのベルガーって影が薄いと思いませんか?
BMWで働いていた頃の方がずっと目立っていました。
 でも、シャーシはSAF1も含めてオリジナルが見たいです。感覚的には共通点が半分以下であって欲しいのです。
多彩なマシンが競うのもF1の面白さですから!
Posted by ビートニク at 2007年01月06日 13:32
キレ気味ですね(^O^)。
二人のギャングがいなくなれば ガラット方向転換すかも。
暖かく見守っていきましょう。
Posted by tetra at 2007年01月06日 16:05
tetraさん、こんばんは
えっ、切れてないッスよ!
なんてな
真面目な話、F1の行く末に若干の不安を感じているんですよ。
Posted by ビートニク at 2007年01月06日 20:05
難しい問題ですね・・・

カーティケヤンにしても、SAF1のなってったっけ・・・難しい名前の彼にしても、金曜走行に自信を持ってるけど、それって自分がお金持ち込めるからですよね・・・

でも、なんだか涙ぐましい努力して資金をかき集めているチームがある一方で、湯水のごとく資金を使えるチームがあり、そして、バーニーなんて、そんな下位チームの総資産あわせても100円ほどの価値にしかならない金をもってて・・・

シャシー問題にしても、11チームすべてに同じようなTV放映権や利益供与が与えられれば何も問題にはならないと思うんですよね・・・11番目のチームに出したところで、バーニーの懐はさほど痛むわけじゃないと思うんだけどなあ・・・

もう少し、純粋にドライバーの力量や戦略的なもので楽しめる・・・そんなF1が見てみたいですよね(^^)
Posted by えす1964 at 2007年01月06日 21:33
えす1964さん、こんばんは
資金のあるチームほど実力本位でドライバーが選べるし、スパイラルでますますスポンサーも付きますね。
下位チームは逆のスパイラルで…いっそ、マシンはカートか何かでレースをした方がドライバーの実力は判りやすいですね。
でも、多彩なマシンを見たいという欲求もあるんですよねぇ(^_^;
Posted by ビートニク at 2007年01月06日 22:11
>仮想レース
ビートニクさん、飛躍しすぎ!!(笑)
大丈夫です。バーニーもモズレーも元はドライバーですから。そこだけは信じてあげましょう!

CFDも風洞もやることは一緒です。でも、図面は手描きにこだわるニューウィーのマシンが、長くトップを争っていましたし、結局優れたアイデアがあってのものですよね(^^
なお、BMWのアルバート2君はホンダのF1界最新のフルスケール風洞(60億円!)の1/5のお値段。ビートニクさんの「資本」的に見ても一理ある選択だと思いますが、どーですか!?

ところで英のブレア首相が退陣します。可能性は極めて薄いですが、もーしーかーしたらFIAにも影響出るかも?
Posted by mar at 2007年01月06日 22:29
えーとですね、レッドブルがミナルディを買収する時に言われていた話しでは、レッドブルが係わっているドライバー育成プロジェクトみたいなものがあって、そこのドライバーを走らせるためにもう一つチームが必要だったとか。そういう話しがありませんでしたか?
Posted by anno at 2007年01月06日 23:12
marさん、おはようございます
飛躍しすぎましたか(^_^;
 CFDは未だ発展途上の技術だと思います。
現状では風洞の代わりにはならないと思いますが、どうなんでしょう?
 風洞では評価の難しいサイドポンツーン・エンジンカウル内部の気流の確認など、部分的な評価にはかなり有効だと思います。
風洞の補助には最適ですね。
 モズレー&バーニーの最近の行動は一貫性が感じられなくて、本音が何処にあるのか判らないんです。
Posted by ビートニク at 2007年01月07日 06:19
annoさん、どうもです
 ミナルディ買収時のドライバー育成は表向きの説明ですね。
F1ドライバーの養成なら、下位カテゴリー+F1テストで十分だと思いませんか?マクラーレンもそうですよね。
 育成と言うにはあまりにも規模が大き過ぎます。バーニーとマテシッツが以前から仲が良いらしいと言うのも無関係では無いと思うんです。
Posted by ビートニク at 2007年01月07日 06:24
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