2006年08月26日

トルコGP 土曜日

フリー走行3: リザルトセクタータイムスピードトラップ
 予 選 : リザルトセクタータイムスピードトラップレポートSuperAguriF1Teamリリース
  
マッサ、初ポール!
●これはチームとミハエルからのプレゼントかも知れない。
ミハエルはルカ・ディ・モンテゼモーロに対して来年の残留条件の一つにマッサと組むことを上げたそうだから、for theミハエルなチームとしては、マッサにもそれなりの結果を与えなければ格好が付かなくなっているのではないか?…なんてな
 マッサは軽い燃料でスタートから飛びだし、いざとなれば壁になる作戦なのかも知れない。
●ルノーはやはり復調している。マス・ダンパーのショックからは夏休みもあったし、対応できているのではないか?とは言っても、他チームと同等になった程度だと思うが。フィジケラがアロンソと大差なく続いているのが、マス・ダンパーの無い素直な特性になった証かも知れない。
●路面も滑らかなコースでは、BMWザウバーも結構良いようだ。風洞に近い特性が出せるのかも知れない。勝負所のセクター2が良いようだ。
●セクター2が良いのはバトンもそうだ。バリチェロはどうしたのだろう?
●トヨタもセクター2のタイムが揃っているので、マシン(彼等はF1カーと呼ぶ…(^_^;)の特性だろう。
●気になるSuperAguriF1Teamだが、新型フロントサスペンションと空力を搭載した琢磨は残念な結果になった。マシン型録のエントリで少し触れているが、上下のアームの間隔が狭いサスペンションは、基本的に剛性等の特性が辛いはず。計算通りの動きが出来ているのか…勝負所のセクター2の8コーナーでオーバーランをしたようだし、ここが良くないと、鈴鹿の130RやS字が辛いのではないか鈴鹿までには何とかして欲しい

※追記
SuperAguriF1Teamのリリースによるとシャーシに問題が出たようだ。亜久里はセットアップの問題と言っているけれど、そうだろうか?
 SA06Bでセクター2が難しいのは昨日からそうだったし、トラックコンディションの変化も昨日だって同じ傾向のはず。ラバーグリップの変化が違うことぐらいだ。このペースでは、物に出来るまで時間が掛かりそうで、やっぱり心配だ。左近に至っては、これでレギュラー3戦目だけれど、未だに乗りこなせていないのかも知れない。セットアップの方向が予測できてない。これは、ドライバーの責任と言うよりはエンジニアの責任かも知れないのだけれど…
 年間目標のコンストラクターズランキング10位は現実的な目標かも知れない。…少し辛口になってしまったが、可能性があると思うだけに歯痒い想いが(^_^;
 ゼロキールのハンギングマウントサスペンションでは、サスペンション・アップライトの剛性と共に、タイヤ管理・セッティングにシビアな物が要求されるのだろうと思う。マーク・プレストンが経験したマクラーレン時代と、現在のタイヤの使い方は先鋭化の度合いが違うと思うから。

※追記
気になるトラブルの内容が「F1キンダーガーテン」のインタビューに出ている。ダウンフォースが増えたためにフロアの強度が不足した様だ。傷ついたバージボードの写真があった。補強の痕か?
 が、ダウンフォース発生量と、走行中に掛かる負荷の量は想定できていないとチームとしては拙い。計算通りの開発になっていないことになる。
ラベル:F1
posted by ビートニク at 22:47| Comment(14) | TrackBack(14) | F1 レース06 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ〜
ミハエル残留の条件にそんな事を…
マッサはフェラーリに入ってから成長してますが、それ程かなぁ〜

ルノーは調子戻ってきましたね!
これでまたミハエルとアロンソの白熱した戦いが見れそうですね♪
Posted by yu-ko at 2006年08月27日 00:48
ゼロキールはジオメトリーが苦しいのではないかと。ものにするのに時間がかかるような気がします。フロントのセットアップに苦労するんじゃないでしょうか。ゼロキールなど使わなくても速いフェラーリ、ルノーもあるというのにね。
Posted by anno at 2006年08月27日 02:33
3週間ぶりの書き込みです!
マッサの初ポールは実力だと見てますよ。シューマッハも言ってたけど、ミスもしてたしチャンピオンもかかっている今、来年のことなど考えられんでしょう。

マッサは最近実力が安定してきましたので大期待です。(でも、おそらく最高で2位チェッカーまででししょうが;)
Posted by シューミー at 2006年08月27日 07:00
yu-koさん、おはようございます
ミハエルにとって、マッサは子分として都合が良いのだと思います(^_^;
 今回はアップダウンがあっても路面は滑らかなので、マス・ダンパーの出番が少なかっただろうというのはあるけれど、ルノーは遜色ない状態にはなっていると思います。
Posted by ビートニク at 2006年08月27日 07:12
annoさん、おはようございます
ゼロキールのセットアップはシビアでしょうね。でも、気温などの傾向は昨日も同じですから。
 サス形式はマーク・プレストンが経験の蓄積があるからでしょうね。ツインキールの限界も判っていて、更に向上させるには…と考えたのでしょう。
Posted by ビートニク at 2006年08月27日 07:18
シューミーさん、おはようございます
 マッサと言うより、フェラーリ勢の好調さは確かですね。
 さて、どんな展開になるか…
Posted by ビートニク at 2006年08月27日 07:21
市販車の適正ジオメトリーから言えばゼロキールは論外ですね。フェラーリやルノーのジオメトリーは市販車から見ても適正に近い。ただF1と市販車は全くの別物ですから・・・。

SA06のゼロキールは限られた予算の中で最大の効果を狙うためA23モノコック流用と言う制約の中で生まれたのは間違いないでしょう。その結果、ゼロキールとして見てもジオメトリーは一般的ではないものになったと。

なんでもそうですが、明らかに良くなると分っていても、ある一線を越えると極端にコストが跳ね上がるポイントがありますね。F1ではかなり高いところに設定されているでしょうが確実に存在するでしょうし、サフワンのようなチームには現実的な問題でしょう。

今回の事に当てはめると、アッパーアーム前側のモノコック取り付け位置を少しでも上げれば一般的なゼロキールジオメトリーに近づくことは分った上で、この変更はモノコックの再デザインに近いコストが掛かるため・・・。

SA06のフロントサスを見ているとA23モノコックの制約の中でサスペンションとしての性能向上よりエアロダイナミクスの性能向上をあらゆる面で優先したように見えます。もともとA23のツインキールジオメトリーも不思議な点があったのでサス性能としては差し引きゼロでしょうか。

長文失礼しました。
Posted by Sima at 2006年08月27日 07:58
Simaさん、おはようございます
 ゼロキール等のハンギングマウントサスペンションは全てが空力を優先させるためだと思っています。(偏見でしょうか?)
 そして、サスペンションの可動域を制限して、その範囲内での最適化を求めた…
 そう言う思考の流れの中では、SA06も正常進化であると言えますね。

 仰るとおり、コストと性能のバランスはラインがあるようですね。その中での割り振りは勇気が必要なのでしょう。
Posted by ビートニク at 2006年08月27日 08:12
仰るとおりだと私も思います。
セクター2が遅いと言うことは、高速コーナーが遅いと言うことでしょう。
となると、鈴鹿も非常に厳しいかと。
このままでは、チームが言っている『鈴鹿で集大成』もままならないので、私も声を大にして「鈴鹿までには何とかしてほしー!」と思います。

上位陣の争いはとても面白そうなので、期待大です。
Posted by ハルイチ at 2006年08月27日 14:55
ハンギングマウントが空力優先なのは明らかですが、ここ数年は必ずしもall for aeroではないように思っています。

ザウバーC19が始めた頃のハンギングマウントは空力のためでしょう。特にストレート重視で、特徴はBSタイヤ+水平アーム+垂直ツインキールです。この頃を第1段階とします。A23もこの段階ですね。

マクラーレンMP4-17という過渡期のマシンを経てウィリアムズFW26の頃からハンギングマウントは、タイヤの使い方をシングルキールマウントとは別のアプローチで考えるようになったように思います。いかにタイヤを路面に対して垂直に接地させるか、特徴はMIタイヤ+外下がりアーム+ハの字ツインキールです。この頃を第2段階とします。ミシュランの入れ知恵?が要因かも。

そしてMP4-20からハンギングマウントはゼロキールになりました。このゼロキールはそれまでのツインキールのアプローチに加え、比較的柔軟なサスのように思います。去年はタイヤに優しくてアタリ、今年は優しすぎてハズレ。今がこの第3段階ですね。予想ですが、アームを意図的に変形させているのではないかと。フレキシブルウイングがあるくらいですから、フレキシブルアームがあってもおかしくない。

ゼロキールが必ずしもシングルキールよりサスストロークを制限しているとは現段階では思っていません。むしろマスダンパーや高剛性レイアウトを背景にルノーやフェラーリの方がサスストロークを制限しているように思っています。

空力優先でキールを変形させたりアームを移動させたりしたことは明らかですが、タイヤ側のマッチングを含め、アームの取り付け角度やアームの意図的な変形などサスペンションの性能向上を狙った部分もあると思っています。そういう辺りはSA06では手付かずかなと思いました。

またまた長文、失礼しました。
Posted by Sima at 2006年08月27日 15:33
ハルイチさん、こんにちは
このままでは厳しいですよね。
このまま改良無しと言うことはないんでしょうけど。こんな時にチームのリソースが厳しいと大変ですね。
Posted by ビートニク at 2006年08月27日 16:13
Simaさん、こんにちは
>アームを意図的に変形させているのではないか
 どうでしょうか?これでは、大きな荷重のかかるストレートで撓んでしまい、フロントウイングが益々ダウンフォースを発生して、最高速の出ないマシンになりそうです。
Posted by ビートニク at 2006年08月27日 16:20
いやいや、そこまで変形されると弊害が出てきますが、私のイメージでは仮想アーム長変化という感じです。フレキシブルウイングを引き合いに出したのが拙かったですが、強度を部分的に特定の方向だけ落とすとかではなく、ジョイントを内蔵するなど見た目とは異なるアーム長を設定することでジオメトリーをコントロールしているのではないかということです。またプッシュロッドは変形させない作りですから変形によるライドハイトの変化はほぼないはず。という妄想です。
Posted by Sima at 2006年08月27日 18:39
Simaさん、こんばんは
>見た目とは異なるアーム長を設定することでジオメトリーをコントロール

なるほど!それが思い通りにコントロールできれば、凄い武器になりそうですね。
Posted by ビートニク at 2006年08月27日 20:18
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